インフルエンザワクチン Flu (influenza) vaccine

インフルエンザワクチンは毎年4月1日から接種可能です。月齢6か月以上のすべての人に、毎年インフルエンザワクチン接種を受けることが推奨されています。妊婦の方、年齢65 歳以上の方、その他多くの方も無料です。


インフルエンザワクチンの予防効果

インフルエンザウイルスは頻繁に変化します。つまり、ワクチンは毎年、新しいインフルエンザウイルス変異株に合わせて改善する必要があるのです。最善の予防法は毎年インフルエンザワクチンを接種することです。

インフルエンザの症状は突然現れ、発熱、悪寒、筋肉痛、鼻水、咳、息切れ、胃の不調などが含まれます。一週間以上寝たきりになることもあります。

インフルエンザは通常、咳やくしゃみによって感染し、冬に最も多く流行します。

インフルエンザに感染すると、普段は丈夫で健康な人でも、重症になる可能性があります。子供も感染すると非常に体調が悪くなる可能性があります。また、高齢者や妊婦など、抵抗力の低い人や重篤な合併症を発症しやすい人に感染を広げる可能性もあります。

インフルエンザ (internal link)

妊娠中のインフルエンザによるリスク

妊娠中にインフルエンザに感染すると、自分やお腹の赤ちゃんに影響を与えることもある重篤な合併症を発症する可能性のあるリスクが高くなります。合併症の例

  • 早産
  • 低出生体重児
  • 流産または死産

インフルエンザワクチンは、妊娠のどの段階でも無料で接種できます。妊娠中にインフルエンザが流行する季節が2回来る合は、各季節の両方ともに予防接種を受けることをお勧めします。


インフルエンザワクチンの接種時期

インフルエンザワクチンは冬が来る前に、毎年4月1日から接種可能です。月齢6か月以上のすべての方が毎年インフルエンザの予防接種を受けることをお勧めします。

年齢9歳未満の子供がいる場合は、以前にインフルエンザワクチンを接種したかどうかに応じて、1回または2回の予防接種(4週間間隔)が必要かどうかについて、ワクチン接種提供者に相談してください。

2024年のインフルエンザワクチンは、一部の方には無料です。

インフルエンザワクチンは、次のような重症化するリスクが高い方は無料で接種できます。

  • 年齢65歳以上の方
  • 月齢6ヶ月以上で、糖尿病、喘息、心臓病などの持病がある方
  • 妊婦
  • 呼吸器疾患で入院中、または重度の呼吸器疾患の既往歴がある4歳以下の子供
  • 統合失調症、大うつ病性障害、双極性障害、統合失調感情障害などの精神疾患のある方
  • 現在第二段階または第三段階のメンタルヘルス(精神面の健康)又は依存症のサービスを利用している方

ニュージーランドで無料で提供されている接種可能な子供(月齢6か月以上)と成人向けのインフルエンザワクチンは、Influvac Tetraと呼ばれます。

インフルエンザワクチンが無料で接種できる条件の基準についての詳細のサイト — Pharmac(外部リンク) (external link)

インフルエンザワクチン接種が有料になる場合

インフルエンザワクチンを無料で接種できる条件に満たしておらず、雇用主からも無料のインフルエンザ ワクチン券をもらっておられない場合は、インフルエンザワクチン接種は有料になります。ご不明な点は、医師、看護師、医療機関、または薬局にお問い合わせください。

費用 は25ドルから45ドルの間です。


予防接種の予約:Book My Vaccine

インフルエンザワクチン接種提供は、医師、看護師、または医療従事者が行っています。年齢3歳以上の人なら、薬局でもインフルエンザワクチンの接種を受けられることが少なくないです。

インフルエンザワクチン接種は、個人またはグループの方には、Book My Vaccineのサイトを通してオンライン予約、または電話でも予約することができます。

予防接種の予約方法と特別サポートが必要な場合に関する詳しい情報をご確認ください。

予防接種の予約 (internal link)


2024 年のインフルエンザワクチン接種の予約

インフルエンザワクチン接種は、2024年3月14日からBook My Vaccineのサイトで予約できます。


副反応とアレルギー

ほとんどの薬と同様、ワクチンも副反応を引き起こすことがあります。一般的に軽度であり、全ての人に現れるとは限りません。

軽い副反応は免疫反応の活性化を示すものです。

通常の副反応は接種後数日以内に発生します。ワクチンそのものは、接種後数時間から数日以内に体内から消失します。

予防接種後に見られる一般的な副反応:

  • 微熱
  • 穿刺部位の痛みや腫れ

他に一般的に見られる副反応

他に一般的に見られるインフルエンザワクチンの副作用

  • 泣いたり、動揺したり、落ち着かない(乳幼児の場合)
  • 食欲不振
  • うずきと痛み
  • 頭痛

アレルギー反応

重篤なアレルギー反応は非常にまれにしか見られません。100万人に1人程度にしか現れません。

投与担当者は事前に十分な訓練を受け、アレルギー反応の兆候や迅速な対応を熟知しています。

通常、重度のアレルギー反応は接種後数分以内に発生するため、接種後はその場に20分間待機して経過観察をしてください。